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2011年9月 5日 (月)

クリスタルフィルタ

最近は、表面実装用の水晶がお安く手に入ります。

先日、オクで16MHzの水晶を入手しました。

こういった水晶というか、最近の水晶は天然水晶ではなく人工水晶を使っているようです。

ということは個々の水晶のバラツキが少ないのではと思っています。

この水晶でフィルタを作れば、選別しなくてもそれなりの性能が出るのではと考え実験してみました。

Dsc_0047

入手した水晶(100個)です。(送料込みで約700円です)

110905_08

水晶の特性です。普通の水晶の特性です。

Dsc_0046

回路は、ラダーフィルタです。

BW=3KHzで設計しました。

110905_01

特性です。

入出力インピーダンスは約300Ωですが、なにもマッチングはしていません。

そのわりには、結構まともな特性です。

ここで、いつものように両端の水晶をパラにしてみます。

110905_02

最初に片方(入力側)をパラにしてみました。

高い方の特性が改善されました。

110905_03

両方パラ接続にしたものです。

通過帯域が高い方にずれていますが、挿入損失も減少し良い特性になりました。

110905_04

BW=2.6KHzと設計より狭くなっています。

SF=1.85でSSB用として十分です。

(このときも、入出力のマッチングは取っていません)

シングル(S11)

110905_05

パラ(S11)

110905_06

パラにしたときが、マッチングがよくなっています。

110905_07

当然のことながら、逆方向の特性も問題ありません。

これから、出回る量が多くなるであろう表面実装用の水晶でも問題なくフィルタが作れました。

形状が小さく出来ますし、1個あたりの単価はかなりお安く入手出来る可能性があるのでこのパラ接続は無調整で特性の良いフィルタが作れる可能性があります。

ただ、実験例が少ないので後は自己責任でお願いします。

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