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2012年12月14日 (金)

IF部変更①

作っているUHFTRXのIF部分に不満が出てきたので少し手直しをしました。

まず、TA7124Pを使っていたのですがAGCに不満が出てきてフォファードAGC用のTRを使うことにしました。

まず手持ちのある「2SC1855」「2SC2465」「2SC2348」の3種類の特性を改めてとってみました。
Agc_3

これをみてみると、2SC1855のRe=300がいい特性です。
GAINが低いほうで直線性が外れてきますが、測定方法の問題か実際の特性か不明です。
それでも90dB近いリニアな特性です。

AGC電圧を作るのに最初は、ごく普通のやりかたでやったのですがこれまでもそうだったようにいまいちしっくりきませんでした。

そこで、AGC電圧を作るのにAD8307を使ってやろうと思いAD603+AD8307でアナデバのデータシートに載っている120dBのログAMPを作ってみました。

Ad8307_1

120dBには届きませんでしたが、110dB程のログAMPが出来ました。

これを働かせるために、2SC1855のIFAMPとは別に2SC2348x3(GAIN約100dB)のAMPを組んでAGC電圧を作りました。

そのAGC電圧ですが、普通にOPAMPを使ったもの(AD8307で出来たAGC電圧を少し増幅して必要なレベルまでゲタをはかせる)とAVRを使ったものとを実験しました。
Dsc_0056

左がAVRを使ったもの(AD8307の出力電圧をAD変換で読み込みPORTを一つ使ってラダー抵抗でAGC電圧を出力する)右がOPAMPを使ったものです。

その結果、AVRを使ったものは安定性がいまいちで(プログラムがいまいち)普通にOPAMPを使ったものにしました。
Agc_12

目標の100dBのダイナミックレンジには届きませんでしたが90dBのレンジを確保出来ました。

-130dBmの信号を入力した時の出力です。
130dbm

-140dBm
140dbm

AGCの効き具合です。
Agc_13

下の矩形波のタイミングで4066を使って入力信号をON-OFFしています。

Agc_15
最初の1サイクルでAGCがかかっています。

Dsc_0059

作り変えたIF部です。回路が大きくなりスペースが無くなったのでXFは2ndLO部に移動しました。

右下から左にあるのがMAINの2SC1855x3のAMPで右下から上にあるのが2SC2348x3を使ったAGC用のAMPです。左側はMC3357を使ったFM用のIF部です。

Dsc_0060

2ndLO部です。ここは回路的には変わりありません。

XFが増えたので配置を変更しました。

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コメント

おおお?なかなかの特性じゃありませんか。フォワード型だと、反応が素直でよさそうですね。フィードバック型だとステップ応答がイマイチなので、この結果はすごく参考になります。私も時間ができたら、追試したいものです。有益なデータ公開、お疲れ様でございます。

>おおお?なかなかの特性じゃありませんか。
ありがとうございます。

>この結果はすごく参考になります。私も時間ができたら、追試したいものです。有益なデータ公開、お疲れ様でございます。
出来たらやってみてください、素直な特性に感激します。
ただしAD603とかAD604を使うのならそのまま使ってIFAMPを作ったほうがよりいいものが作れるのはそうだと思います。
ま~、趣味の世界ですからありですが(笑)

>AD603とかAD604を使うのならそのまま使って

うーん、そうですねぇ、代用品としてはFM用のリミッターのログアンプでCX1003BXとかSA602なんか使えそうですねぇ。おっと、AD8309とかは好適じゃないのでしょうか?

フォーワード型は前にも書きましたが、セットリングタイムが短くて、反応も素直なのが、なんともいいのじゃないですか?実際に聞いた感じが知りたいですね。

AD8309なんて、いいですね!
しかもサンプル請求できる!
アナデバ様にお願いしようかな~(笑)

>実際に聞いた感じが知りたいですね。
もう少ししたら、もろもろの改造が終わるので組み上げて確認してUPしたいと思います。

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