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2013年3月の7件の記事

2013年3月29日 (金)

送信部動作確認

ほぼすべてのブロックが出来たので動作確認を実施しました。
Dsc_0082

まずは、POAMPの前段部分のスプリアスからです。
144M
144out_10

あちこち突いてきたので14MHz離れのスプリアスがゾンビのように復活しています。
現状のBPF+ノッチではどうも取りきれないので、7段HPF+7段LPF+ノッチでやってみることにします。

まず7段LPF
144_lpf7
これにノッチを+して
144_lpf7n
これだと大丈夫ではないかということで、次は7段HPF
144_hpf7_1
切れはいいのですが、高いほうで減衰があります。
しかし、1296Mで約-5dbなのでこのまま使ってみることにします。
これにノッチを+して
144_hpf7n2
こんな感じになりました。
これを実装すると
144out_2
見事60db下になりました。

Dsc_0083
ミキサーの後に組み込んだ7段HPF+ノッチ

Dsc_0085
右上が7段LPF+ノッチ

430M
430out_1
430Mは近傍にごちゃごちゃありますがほぼ-60db下なのでよしとします。

1200M
1200_spl_1
1200Mは低いほうに強いスプリアスがあります。
これは簡単なHPFで取れると思います。

その後、POAMPをつないで最終チェックを行いました。
144M
144m_out_2
430M
430m_out_1
1200M
1200m_out_1

この測定には、自作のカップラ+20dbATTを使っています。
このカップラは
144M -20db
430M -18db
1296M -13db
のような特性です。

この値を測定結果にあてはめると、3BANDとも+30dBm(1W)の出力が得られています。
スプリアスも3段程度のLPFで取れそうですが、1200MBANDの318Mのスプリアスだけは何かの対策が必要なようです。

2013年3月28日 (木)

MS2683A

最近オクでアンリツの「MS2683A」というスペアナが多数出品されています。
うわさでは、パナから出たのではということですが真相は不明です。

しかし、これだけ数が出るということは工場のラインからの放出品と考えるのが妥当ではないかと思います。
それだと、あまりハズレは無いような気がしてついポチってしまいました。happy01
他に入札はなく、開始価格でゲットできました。

Dsc_0078
やってきたものです。
大きなキズは無く程度としては良品です。

早速、HP8657Bから2GHzの信号を入力してみました。
Imgp0335_1
問題ないようです。

Imgp0337_1

キーSWも問題なく設定できます。
30分くらい通電した後、CALを実施してみました。

Imgp0333_1
無事終了しました。

レベルは
Dsc_0080

他のスペアナと比べると
R3267
Adv091

HP8561E
8561e_2
問題ないようです。

SPAN=100KHzでは
MS2683A
Dsc_0081

R3267
Adv093

8561E
8561e_3

こうしてみると位相ノイズは
8561E(-113dBc/Hz)<R3267(-113dbc/Hz)<MS2683A(-108dBc/Hz)
の感じです。

情報を見てみると
Imgp0338_1
284万時間も使われています。
単純計算すると、約5年ちょっと働きっぱなしということになります。
スイッチもかなり使われています。
これらを考えるとやはり工場のラインで使われていた物のような気がします。
その影響からか、FANの音がかなり大きいです。
FANは交換したほうがいいかもです。

OPは
Imgp0339_1

03:プリセレクタ下限拡張(1.6GHz)
08:プリセレクタ
が入っていました。

今後は、清水さんのTGをパクらせていただいて8561Eの予備機として活用出来るようにする予定です。happy01

2013年3月21日 (木)

POAMP(8)

今日は幾分寒いですが、当地でも桜が咲きだしました。
今日は、PM2.5も低いようでこの後気持ちよく散歩できそうです。

手こずっているPOAMPですが、どうにか出来ました。

Dsc_0071

Uhftrx_poamp4_2

Dsc_0072

LM317は裏側に付けて各ICに供給しています。

(LM317を2段構成にしたのは、12Vからいきなり3~4Vを作ると発熱がひどいので2段にして分散させました)

GALI-2 3.3V

ADL5320 4V

構成は
GALI-2 → ADL5320 → FL120MK
としました。

周波数特性は
144M
Freq_144

430M
Freq_430

1200M
Freq_1296

TGの出力とAMPの入力の間に20dbのATTを入れているので実際のGAINは+20dbm
です。

Inout
各BANDの入出力特性です。
もう少し出るのですが、ADL5320が心配なので(電流が200mAを超える)計測は打ち切りました。

それでも+30dbmまでは余裕で出ています。

+24dbmx2出力時の各BAND_IMは

(スペアナの入力に20dbのATTを入れています)

144M
Im144_1
430M
Im430_1
1200M
Im1200_1

この時FL120MKには0.6A程度の電流が流れます。
データシートではアイドル電流を0.4A流せとあるのでそうしているのですが
大きな石を軽く使っているとはいえ効率の悪いことです。
(このFETはデータシトでは10Vで使ってありますが、10Vを作るのが面倒なので12Vで使っています)

144M-1200Mまでを一つのPOAMPでまかなうという大それたけっかくでしたが

新らしいデバイスのおかげでなんとか完成しました。

2013年3月20日 (水)

MMIC

製作中のUHFTRXのPOAMPで難儀していますが、実験中にかなりのデバイスを昇天させてしまいました。

MMICのGALI-84、GALI-55も昇天させてしまい手持ちが尽きてきたので困ったときのアナデバ頼りとばかりにサンプルをいただきました。

16日にお願いして25日には届くよというメールが来ていたのでまだ先だなと思って今日帰宅するとかみさんが、なにか来てるよと

Dsc_0066
来ましたhappy01 ありがとうございます!

今回お願いしたのは
Dsc_0070

ADL5320
ADL5324
ADL5536

この3品です。

パッケージの中に注意書きが入っているのですが
表は
Dsc_0067
裏は
Dsc_0068
日本から頼んでいるのだから日本語にしてよ・・・

早速実験開始です。

2013年3月12日 (火)

POAMP(7)

悪戦苦闘しているPOAMPです。

つつきすぎて基板がグチャグチャになってきたので新たに基盤を作りました。
Imgp0329_1

周波数特性は
Po_41

Po_42

Po_43

それぞれのBANDで上図のごとくです。(入力に10dbのATTを入れているのでGAINは+10dbです)

これでシングルトーンをいれると各BANDで30dbmまでリニア動作します。

しかし、2トーンを入れると430MでIMが-30db以上に悪化します。
144Mは約-35dbm、1200Mは約-33dbmと問題ありません。

430Mも謎TRのバイアスをちょっと変えると-35dbmまで下がります。
しかし、144Mは-28dbm程度に悪化します。

各BAND毎に謎TRのバイアスを変えれば問題ないのかもしれませんが、かなりクリチカルなのでそのままの特性が維持できるとは思えません。

144Mから1200Mまでを一つのAMPでまかなうというのは難しいですね~。

2013年3月 4日 (月)

POAMP(6)

再考を余儀なくされたPOAMPですが

手持ちの2SC1673でどこまでいけるか確認してみました。
Imgp0322_1

昔謎TRで1Wリニアの実験をしていた基盤を引っ張り出してきて実験しました。

2sc1673_1
1.2Gでも7dB程度のGainがあります。
これは、使えそうです。

その後、A03+Gali84+2SC1673の構成で実験してみました。
Imgp0320_1

Poamp_1
こんな感じで1Wまでは今一息です。

これも144M・430Mまでですと問題なく1W出せます。
ただこれには前段のGali84の影響もあります。
このGali84は、MAXOUTPUTが20dbm強ですのでGainが7dbしかない1.2Gでは当然30dbmまで出ません。

そこで、届いたNE552R479Aを使ってみました。
Imgp0324_1
結構小さいです。
コスモウェーブのHPにはこれを使って1.2Gで2Wくらい出せるとありますが
データシートでは+24dbmOUTになっています。

Imgp0327
基盤に実装して実験開始です。
Ne552r_1
さすがの特性ですhappy01

その後、調整中にあえなくご昇天なさいました(合掌)。
このデバイスは、ドレイン電流が少ない時に盛大に発振します。

昇天した時の状況は、+10dbm程度の出力から10dbATTを落としたときです。
おそらく、その前にバイアス電圧を絞ったのでどこかで盛大に発振していてATT切り替え時のショックで過大入力状態になったのではと推測しています。
昇天される前の状況では、144・430・1200すべてで+28dbm程度までのリニア特性を確認しています。

たとえば、1.2G単独でマッチングをして使えば+30dbm出るのかもしれませんが広帯域でやろうと思えばデータシート上の+24dbmが無難なところかもしれません。

こうなると頼みの綱は2SC1673です。

2013年3月 1日 (金)

ご臨終

今日は、POAMPUNITを全部繋げて最終確認していました。

その中で悲劇が起きました。

まず、2SC4703がご臨終になりました。
ここは、これまでも結構弱かったところなのでしかたないなと思い修理に取り掛かったのですが同じ物を使うと同じことが起きるかもと思い別のデバイスに変更しました。

元々ここはGAIN的には5dB程度のGAINでしたので、手持ちの中から2SC1673を使ってみることにしました。

Imgp0318_1

このように裏の取り付けネジは切断して使いました。
レベル的には全く問題ない範囲です。

その後、TGにつないで確認していい塩梅だとニヤニヤしていた途端出力がガクンと落ちました。

調べてみると、次段の2SC3817がご臨終でした。
う~んです。

電源はCC動作させていましたし、変な電流が流れたような気配もありません。

もう手持ちはありませんので、この部分は設計変更を余儀なくされました。

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