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2015年2月の15件の記事

2015年2月28日 (土)

144Mスプリアス

送信用のLPFを、最初はMI308を使って切り替えていたのですが結構電流を流さないとIMの悪化やスプリアスの増加があります。

そうなるとリレーを使ったほうがいいのかなということで
Dsc03906_1

Dsc03907_1
リレーを使って作りました。

3.5M
Dsc03913

7M
Dsc03912

21-28M
Dsc03910

50M
Dsc03908

144M
Dsc03909

これを使って確認中に、144Mで気になるスプリアスが・・
Dsc03922
2.6M上に大きなスプリアスがあります。

いろいろ検討してみたところ
IF=35M、LO=108M
2XLO(216M)-2XIF(70M)=146Mのスプリアスのようです。

そこでIF出力にLPFを入れてみたのですが
Dsc03926_1

Dsc03924
スプリアスの強さに変化がありません。
どうも、DBMの中で生成される2X成分による物のようです。

こうなるとDBMへの入力レベルを下げて対処するしかないので
Dsc03927_1
8dBのATTを入れてみたところ
Dsc03925
どうやらスプリアス規格内に収まりました。

2015年2月25日 (水)

MS3606B 性能確認

MS3606BのMANUALの中に性能確認の項目があります。
Dsc03884_1

出来る範囲で確認してみました。

まず
Dsc03885_1
出力周波数確度です。
測定には、Z3805基準のHP53131Aを使います。
Dsc03863_1

53131Aでは250MHz位までなので、それより上は
Dsc03869_1
8561Eのカウンター機能を使って確認します。

Dsc03878_1
若干ずれています。調整穴から調整できるようですがどうせ外部基準を使うのでこのままにしておきます。
Dsc03871_1
外部基準(Thunderbolt)にするとこのようにピッタリあいます。

次に出力レベルです。この測定には、ML4803A+MA4701Aを使います。
Dsc03896_1

Dsc03897_1

Dsc03879_1_2
すべて基準値内に収まっています。

次に入出力インピーダンスです。
Dsc03887_1

この測定には、自作リターンロスブリッジとHP3589Aを使って150MHzまで確認します。
Dsc03872_1

INPUT
Dsc03873_1
25dB以上で適合なので問題ありません。

OUTPUT
Dsc03875_1
20dB以上で適合なので問題ありません。

次は、入力平均雑音レベルです。
Dsc03888_1

INPUT・OUTPUT端子に自作の50Ω終端を繋いで
Dsc03898_1

Dsc03881_1
すべて基準をクリアしています。

次は、クロストークです。
Dsc03889_1
同じ終端を使い計測

Dsc03894
500MHz 入力(+15dBm)-(-131.65dBm)=146.65dB

Dsc03895
970MHz 入力(+15dBm)-(-120dBm)=135dB
基準をクリアしています。

次は、振幅測定直線性です。
Dsc03890_1
この測定には、R&S RSPを使いました。
Dsc03877_1

Dsc03883_1
こちらも基準をクリアしています。

次は位相レベル特性です。
Dsc03891_1
引き続き RSPを使い測定したところ
Dsc03882_1
基準値はクリアしています。

残りは、遅延時間レベル特性ですが
Dsc03892_1
遅延ケーブルが無い為に測定出来ませんでした。

一通り測定した結果、性能に大きな問題はないようです。
しかし、所有している機器はいずれも校正していないのであくまで気休めですが、そんなに大きな狂いは無いと思うのでとりあえず一安心です。

後は、いつまで元気でいてくれるかです。

2015年2月24日 (火)

再構築 2段目 3段目

2段目、3段目の再構築が完了しました。
Dsc03861_1
2段目
2段目は、IFAMP XF 双方向AMP LO関係(ADF4002、VCO、AMP、LPF) RF TOPAMP
等です。 
Dsc03862_1
3段目
3段目には、BPF uPC3219GV ドライバAMP等です。

3段目の空いたスペースにLPFを配置する予定です。

Dsc03854_1
POAMPは電池収納スペースの片隅に配置しました。

Dsc03855_1

ここまでの確認です。

+30dBm出力時のスプリアスの確認です。

3.5M
Dsc03849_1

7M
Dsc03841_1

21M
Dsc03842_1

24M
Dsc03843_1

28M
Dsc03845_1

50M
Dsc03846_1

144M
Dsc03848_1

3.5M、7Mは2段のLPFでいけそうです。

21M、24M、28Mは一つのLPFで対応しようと思っているので3段必要でしょう。

50Mも3段必要なようです。

144MはLPFではダメでBPFが必要でしょう。

2015年2月20日 (金)

MS3606B MANUAL

MS3606BのMANUALを探していたのですが見つからなくて、ダメ元でアンリツさんにメールしてみました。

そうすると販売出来ますとの事で、送料込みで7K円+消費税という返事が来ました。
少し高い気はするのですが、こんな古い機種のMANUALがまだ残っているのかと感心しました。

そこで、発注しますと返事をすると
印刷・製本をするので2~3日、時間がかかるとのことです。

この1冊のために印刷・製本するのでしたら7K円もしかたないかと

発注したのが16日(月)で、今日届きました。
Dsc03832_1

Dsc03828_1

Dsc03829_1

Dsc03830_1

印刷といっても、コピー用紙のようなものにプリントしたもののようです。
全部で275ページです。

それでも、こんなに古い機種のMANUALを出してくれるのはありがたいことです。

2015年2月18日 (水)

IFAMP作り変え②

IFAMPのAGC回路を作って基板に垂直に取り付けました。
Dsc03827_1

Dsc03826_1

XFまで含めた動作確認です。
Dsc03825_1

Dsc03820
単体動作の-120dBm入力時です。
全体のGAINは+73dBでXFのロスが-8dBあるのでAMP単体では約80dBです。

全部繋げた時です。
Dsc03818
キャリアの回り込みは少しは少なくなったかなという感じです。
影響でGAINが7dBほど減少していますがS/Nは変わらないのでいいかといったところです。

XFの前の双方向AMPを繋げると
Dsc03824
回り込みレベルは変化しないで信号のみ大きくなっているのでよしとします。

2015年2月17日 (火)

IFAMP作り変え

再構築も2段目に入ったのですが、1段目でキャリアの出力をUPさせた影響でIFAMPに回り込んで感度を抑圧します。

Dsc03806_1
そこで1段目の基板の裏側に胴の網板を付けてみたりしたのですが効果なしです。

どうもIF部の作り方が悪いのかとも思い出しました。
Dsc03809_1
この最初のMC1350を指で押さえると抑圧がなくなります。
で、対策をあれこれやっているうちに基板がボロボロになってきてやばいことになってきたので作り変えました。

Dsc03812_1
今回はMC1350にシールドをしてみました。

Dsc03810
MS3606Bの出力を-60dBに設定してさらにATTで40dB落として-100dBmを入力しています。
GAINは90dBと前の時より10dB強増えました。

Dsc03814
以前の記事
SNはほぼ同じです。
少し狭くしてみると
Dsc03815
-120dBm入力でS/Nは25dBあります。

ここでデータシートにある入力整合回路を付加してみました。
Dsc03817_1

Dsc03816
GAINは5dBUPして95dBになりましたがS/Nは同じです。

この前にXFがくるのでそれと繋いだときにどうなるかです。

2015年2月16日 (月)

再構築 1段目

1段目の再構築が終わりました。
Dsc03796_1

Dsc03795_1
まずは、1段目と2段目のおおよその配置を確認して

Dsc03803_1
サイドバンドキャリヤ発振回路とMICAMP+DBM+AMPまで組んで動作確認します。

Dsc03801
サイドバンドキャリヤ発振回路で一部手直しをして出力が+5dBほどUPしたので最終AMPの出力も+5dBほどUPしました。

Dsc03805_1
その後受信復調回路(SAR-1)+AMP(TA2011S+LM386N1)を組み込んで

SGから信号を入れて確認です。
20dbm
-20dBm

30dbm
-30dBm

40dbm
-40dBm

50dbm
-50dBm

60dbm
-60dBm

70dbm
-70dBm

80dbm
-80dBm

IF部の出力は、-50dBm~-20dBmなので問題ありません。

引き続き2段目です。

2015年2月14日 (土)

再構築

製作中のポータブルTRXですが、前回書いたようにLPFを追加するためにスペースを確保しなければいけません。

ということで一旦全バラして再構築です。
Dsc03783_1

Dsc03784_1
こういう時は、この親亀小亀方式は簡単です。

で、新たなスペースはというと
Dsc03789_1
一番下の基盤とケースの間の6mmの空間です。

Dsc03791_1

Dsc03785_1
一番下の基板を両面基板に変えて電源関係の切り替え回路を移行しました。
T/R切り替え、SideBand切り替え、3.5-7M 21-28M 50-144MのLOの切り替え

この再構築に遭わせて各基板間の電源関係の接続を
Dsc03786_1

Dsc03787_1
このような感じに変更しました。

Dsc03793_1

Dsc03788_1

Dsc03790_1
配線をして、AVR+DDSまで動作確認しました。

2015年2月10日 (火)

MS3606B 開腹

MS3606Bですが、外側が結構汚れていたので中が気になって開腹してみました。
Dsc03764_1

Dsc03766_1

Dsc03768_1

Dsc03769_1

中は思っていたほど汚れていません。
というか結構綺麗です。

Dsc03770_1

ディスプレイはSANYOのDDC-V8NDというものです。

1989年製とあるので、これからいくと25年ということになります。

Dsc03771_1
電源部です。目視で見える範囲では電解Cのフクレとかもないようです。

こんな物が目に留まりました。
Dsc03772_1
FCタイマー(水銀タイマー)というもののようです。

Dsc03773_1
これだと4000時間経過していることになります。
10000時間に到達すると逆にして使えるのだそうです。

これまで何回リセットされたのかは不明ですが、こういう物が使ってあるということは10000時間毎に何かをしなければいけないのかもしれません。

マニュアルが無いのでさっぱり判らないのですが、残り6000時間としてもおそらく3~4年はかかるでしょうからそれまで本体が持つかどうかも判らないので気にしないことにします。

2015年2月 9日 (月)

POAMP前

MIXOUTが、大体-15dBm程度でRD06VHF1がGAIN+12dBなのでその間で30dB強増幅しなければいけません。

RD06VHF1の前には、余裕をみて+22dBmくらいは欲しいところです。
手持ちの中から物色したところMRF581という石が見つかりました。
VC=12Vで使うのには厳しいのですが、他に手ごろな物がないので使ってみます。

Dsc03762_1

Dsc03753
回路はトロ活の中にある1/4WAMP回路にNFBをかけています。
144Mでも+13dBほどGAINがあり、+22dBmOUTまではリニア動作します。

MRF581+RD06VHF1だと
Dsc03757

(NFBの抵抗値を少し大きくしてGAINを上げています。)

なにか変な凸凹がありますが関係ないところなので無視です。

これで残りは10dB強になります。
BAND毎のGAIN調整を兼ねてuPC3219GVを使います。

BAND毎の確認中に問題発生です。
3.5MのBPFが+30dBm前に飽和してしまいます。
BPFのLには7mm角の壷コアIFTタイプの物がちょうどLの値があっていたので使ったのですがダメなようです。トロイダルコアを使ったLPFに変更すると+30dBmまで問題なく出ます。
壷コアがだめかと外してLを巻き足してみましたがダメでした。
しかたないので3.5MHzだけLPFにして受信部TOPに3MHzくらいのHPFをいれることにしました。
Dsc03763_1
これですべてのBANDで+30dBm出力がOKになりました。

2015年2月 7日 (土)

リターンロスブリッジ

MS3606Bにはブリッジは内臓されていないので用意する必要があります。

皆様が作っておられる記事を参考にしながら試行錯誤してみました。

使ったケースは、JRCの機器から取り外したという物を使いフェライトコアはパッチンコアを分解して2個併せて作りました。
Dsc03732_1

Dsc03740

Dsc03739

出来上がった特性は
Dsc03733
実用の範囲となる-35dbは450Mあたりです。

500MHzまでの範囲でみると
Dsc03734_2

低い方をみると
Dsc03735
3.5MHzで-45db強とれています。
50M-100Mあたりでは-60dbあります。

とりあえず430Mまでで使う分には問題ないようです。

50Ωの終端ですが
Dsc03738
手持ちに2種類あり、上の特性は左側の物です。

右側の物を使うと
Dsc03737
低いほうがかなり悪化します。

こういった物はキチンとした物が欲しくなります。



2015年2月 6日 (金)

FLUKE 8840A

FLUKE 8840Aを使っているのですが、先日不注意で電流FUSEを飛ばしてしまいました。
Dsc03723_1

Dsc03724_1
このFUSEは、パーツNo「BUSS AGX2」というものなのですが・・
これがちょっと特殊なのです。

Dsc03708
この真ん中の物なのですが、長さが25mmなのです。
日本で普通に入手出来るのは30mmと20mmなのです。
25mmの物もあるのですが自動車用ということで7Aより下のものはありません。

Ebayだあたってみると5個で300円程であるのですが送料が800円くらいかかります。

そこで、20mmのFUSEにアダプタ-を付けて25mmにしてみようと思い立ちました。
Dsc03706
銅板を加工してこのような物を作り
Dsc03707_2

挿入してみました。
Dsc03713_1
無事復活です。

2015年2月 4日 (水)

PINダイオード

BPFの切り替えに1S1588を使ったDiSWを使っていました。
ところが1S1588では+1dbmくらいで飽和してしまいました。
そこで1N4007に変えて+10dbmくらいまではリニア動作しているのですが、アイソレーションが悪く
Dsc03677

Dsc03678

Dsc03679

結構暴れています。

そこで先日入手したPINダイオードMI308を使ってみました。
Dsc03686
太いほうはMI407で細いほうがMI308です。
データシートでは、MI407は25W MI308は10Wの切り替えが出来るようです。
10Wを切り替えるには50mAくらい流さないといけないようですが、+10dbmくらいだと小電流でもいけるのではないかと思います。

Dsc03676

5mA流した時です。損失は1db以内です。
Dsc03680

Dsc03681

Dsc03683
暴れもなくいい感じになりました。


2015年2月 3日 (火)

送信部確認

LOが出来たので、MIXOUTまでの確認です。

3.5M
Dsc03674_1

7M
Dsc03667_1

21M
Dsc03668_1

24M
Dsc03669_1

28M
Dsc03670_1

50M
Dsc03671_1

144M
Dsc03672_1

全BANDで-15~6dBm出力があります。
大きな問題になりそうなスプリアスは見当たりません。

出力目標は+30dBm(1W)なので後45dBほど増幅する必要があります。

2015年2月 1日 (日)

LO④

試行錯誤していたLOですが、とりあえず一区切りとしました。

結局3.5~7 21~28 50~144の3つに分けて
Dsc03621_1  
3枚の基板に分けて作りました。
Dsc03619_1

その特性はというと
3.5M用(38.845MHz)
Dsc03608_1

Dsc03609_1

7M用(42.345MHz)
Dsc03611_1

Dsc03610_1

21M用(56.345MHz)
Dsc03612_1

Dsc03613_1

24M用(59.345MHz)
Dsc03616_1

Dsc03614_1

28M用(63.345MHz)
Dsc03617_1

Dsc03618_1

50M用(85.345MHz)
Dsc03604_1

Dsc03605_1

144M用(108.655MHz)
Dsc03607_1_2

Dsc03606_1_2

ループフィルタも3つに分けていますので各BANDでは妥協しています。
ループフィルタをすべてのBANDで分ければもう少し良くなるのですが現実的でないのでこれで手打ちとしました。

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