« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »

2018年9月の2件の記事

2018年9月30日 (日)

真空管TRX IF①

台風24号が一番近いところを通っています。

Dsc08697_1

現在の気圧は985hPaです、風も北寄りで風速10m程度吹いています。
大きな被害が出ないことを祈るのみです。

真空管TRXのIF部の制作に入りました。
まず決めなければいけないのが周波数です。
決定するために一番元になるのが、XtalFilteになります。
今回作るTRXは3.5Mと7Mの2BANDにしようと思っているのでUPCでそれ以上ということになります。
手持ちのXtalの中で一番数がある12.8MHzの物をと考えたのですが共振幅が小さく
SSB用のFilterは作れそうにありません。

Dsc08624_1

Dsc08625_1

他の物では12.79MHzの物が40個くらいあって3KHzぐらいのFiterは作れそうです。

Dsc08693_1

Dsc08692_1

これだとSSB用が作れそうです。

Dsc08626_1

ブレッドボードで試作してみたところ

Dsc08627_1

使えそうです。

Dsc08699_1

キチンと作って

Dsc08631_1

定数を調整して待機幅を2.6KHzにしました。
マッチングがまだ適当なので通過帯域内にリップルがありますが実装する時に直します。

2018年9月12日 (水)

真空管 混合①

真空管を使ってTRXを作ろうとしています。
真空管は極力手持ちの中から使う。
部品はTR用の物を流用する。
VFOにはDDSを使う。
まずは混合回路から実験を始めます。
真空管の混合回路といえば6BE6のような7極管を使ったものが有名です。
今回は、7極管(6BE6)、5極管(8GJ7)、3極管(6CG7)を使って実験してみます。

Mix

5極管はカソード挿入、3極管はSBM(清水さんのHPから拝借)です
プレート回路に入っているトランスは10Kタイプの物で2次を巻くときに1次と接触しない
ように絶縁物を間に挟むようにしています。
(それでもショートの危険はあるので自己責任です)。

Dsc08621_1
5極管の実験風景

Dsc08619_1
3極管の実験風景

実験するにあたって

Dsc08623_1
7ピン・9ピンの実験用プラットフォームを作って実験しました。

周波数関係はRFIN=7MHz LO=19.8MHz IF=12.8MHz
真空管回路のようなハイインピーダンス回路を50Ω系の測定器で測定するのは
無理があるのは承知しているのですが、相対的に比較は出来ると50Ω系で測定しました。

まずは7極管の結果

Copy0032 RFIN -20dBm

Copy0033

LO=-10dBm
GAIN=-8dBm、IM3=-58dBm(7MHzTT -20dBmx2) IIP3=+9dBm

5極管

Copy0028

Copy0030

LO=-10dBm
GAIN=+17dBm、IM3=-48dBm(7MHzTT -20dBmx2) IIP3=+4dBm

3極管SBM

Copy0027_2 RFIN=-10dBm

Copy0026_2

LO=-10dBm
GAIN=-4dBm、IM3=-52dBm(7MHzTT -10dBmx2) IIP3=+16dBm

6BE6を基準にすると

5極管 GAIN+25dB IIP3=-5dB
3極管 GAIN+4dB  IIP3=+7dB

5極管はGAINがある分IMは悪化するようです。
送信部は3極管SBMがよさげです、受信部は今後の検討課題です。



« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »